不動産投資型クラウドファンディングとは?メリット・デメリットとおすすめサービスを紹介

REITとクラウドファンディングは何が違う?特徴を比較

不動産投資に興味はあるけれど、まとまった自己資金を投資することには抵抗があるという人に今注目されているのが不動産投資でのクラウドファンディングという手法です。
本記事では、クラウドファンディングについてリスクやリターン、必要資金などについて詳しく紹介していきます。

不動産クラウドファンディング「Rimple」リリース(2020年2月5日)

プロパティエージェントが運営する不動産投資型のクラウドファンディング「Rimple」は、不動産投資の常識を覆す、1口1万円から投資可能な新しいサービスです。Rimpleは、もっと気軽に、もっとシンプルに不動産投資を始めていただきたいという想いでつくられました。既に不動産投資を始められている方はもちろん、あと一歩を踏み出したいという方はぜひご活用ください。

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少額での不動産投資の手段

近年、不動産投資が多くの人にとって魅力的な資産形成・資産運用の選択肢と考えられるようになりました。
少額で不動産投資を行う方法としては

  • REIT
  • クラウドファンディング
  • ソーシャルレンディング
  • フルローンでの不動産投資
  • 不動産小口化商品

が挙げられます。

その中でもクラウドファンディングは、現物不動産投資と比較して少額から始められることや、分散投資ができることなどの特徴があり、投資家から注目を集めています。

現物不動産投資では、ある程度のまとまった資金が必要になり、自己資金として現金を用意するか、銀行や信用金庫などの金融機関から多額の借り入れをしなければなりません。しかしクラウドファンディングは、多くの投資家から資金を集めて運用することによって、そうした不動産投資のハードルを低くしてくれる手段なのです。

関連記事:不動産投資は少額でも始められる?少額で行う方法とメリット・デメリット

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングは少額で始めることができる不動産投資の手段ですが、そもそもクラウドファンディングとはどういうものなのでしょうか。

クラウドファンディングは、投資法人がインターネットを通じて個人投資家から資金を募り、物件を購入・運用する仕組みとなっています。

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ものによっては1万円から不動産投資ができますし、個人投資家が一般の現物不動産投資では味わえないような大型プロジェクトに投資する妙味や、物件を吟味して選ぶ楽しみもあります。

さらに、クラウドファンディングは個別の物件に対して資金を募り投資するので、REITに比べるとリスクが上昇しやすいと言えますが、その反面利回りは高めであり、3%~5%のものから中には10%というハイパフォーマンスなものもあります。

ソーシャルレンディングとの違い

クラウドファンディングに似たものとしてソーシャルレンディングもあります。ソーシャルレンディングは、ソーシャルなレンディング、つまりお金の「貸し手」(lender)と「借り手」(borrower)をインターネット上でマッチングするサービスです。

実は、ソーシャルレンディングは貸付型クラウドファンディングであり、クラウドファンディングのタイプのひとつです。ただ、日本ではクラウドファンディングと言うと購入型クラウドファンディングを指すことが多く、その意味では一般にイメージされるクラウドファンディングとは違うとも言えます。

購入型クラウドファンディングとの違い

購入型クラウドファンディングとは、商品やサービスについて不特定多数の人から出資を募り、その対価として商品・サービスを提供するものです。多くの場合、お金がないクリエイターや企業が主体となるため、出資者としては単なる経済行為というよりは、ある種、志への応援というスタンスで臨むことが多いのが特徴です。

これに対し、不動産投資のクラウドファンディングは、投資に対するリターンは配当であり、純粋に経済的な行為と言えるでしょう。

不動産投資のクラウドファンディングがおすすめな理由

例えば、購入型クラウドファンディングでは、最終的にできあがった製品やサービスが必ずしも投資額に見合ったものになるとは限りません。それでも、(少なくとも日本の場合)自分の投資によって製品やサービスが誕生したことへの満足感があるので、購入型クラウドファンディングの人気は絶えません。

このように、購入型クラウドファンディングでは成果物の経済的価値を事前に予測することは難しく、経済的に見合うことがないケースが少なくありません。いわば、心理的な価値≧投資額であれば、投資として成功であると見なされるのです。

また、ソーシャルレンディングでは、従来高い利率の案件も存在しましたが、その一方で内容に虚偽があったり、十分な情報開示がなされていないものがありました。

これに対し、不動産投資のクラウドファンディングでは、投資対象は物理的に存在しているものであるため、不動産鑑定技術により、ある程度客観的な予測が可能です。また、物件がどのようなものかなどの情報開示が容易となり、投資家もその確認を行うことができます。従って、投資案件として確実性の高い商品になっています。

さらに大手の不動産事業者も不動産クラウドファンディングに参入しているため、投資家としては無理なく安心な案件を選択できます。

また、前述のように、高利回りのソーシャルレンディングは影を潜めつつあり、利回り面で不動産クラウドファンディングはソーシャルレンディングに劣らないと言えるようになりました。現状では利回りが5%程度に収束しつつあります。

しかも、不動産投資クラウドファンディングでは、基本的に担保設定が可能であり、担保割れの場合でも事業者がそのリスクを負担する優先劣後出資方式が可能です。このため、投資家としてはより安心して出資できるのです。

クラウドファンディングのメリット

クラウドファンディングのメリットを紹介していきます。

少額で参加できる

クラウドファンディングは、基本的に低額から参加できます。クラウドファンディングでは、出資額に応じたリターンがあるので、どのような金額でも事業に参加してリターンを受け取ることができます。

事業に参加していることを実感できる

クラウドファンディングでは、出資した事業が目に見えるかたちで実現するため、わずかな出資・リターンであっても参加していることを実感できます。

取れる範囲のリスクに押さえられる

クラウドファンディングでの出資は、さまざまな形態がありますが、基本的に出資以上のリスクはありません。このため、現物の株式投資のように、自由になる資金の範囲内で出資すればよく、それ以上のリスクはありません。

クラウドファンディングのデメリット

メリットだけでなく、デメリットも知っておく必要があります。

投資額に見合ったリターンがない場合がある

日本の場合はあまりないと思われますが、海外のクラウドファンディングでは詐欺的な事例もあります。
日本でも、応援や支援をうたい文句に募集を行い、リターンはわずかばかりのものというケースもあり得ます。さらに購入型の場合、出資金自体は帰って来ないので注意が必要です。

キャンセルができない

基本的に払込をした後はキャンセルができません。クラウドファンディングのタイプにもよりますが、購入型であれば、プロジェクトに途中で共感できなくなったとしても返金はありません。融資型、株式投資型、ファンド投資型では一定期間はキャンセル・返金があり得ますが、その時期を過ぎるとキャンセルはできません。

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不動産投資型クラウドファンディングのサービス一覧

不動産投資型クラウドファンディングは現在多数の会社があり、有名な4社をご紹介します!

オーナーズブック(Owners book)

オーナーズブックはロードスターキャピタル株式会社が2014年から業務を開始している不動産投資型クラウドファンディングです。

1万円から投資できる点と不動産担保つきでリスクが低い点が魅力です。また、案件の特徴として都心の人気物件が多いこともあげられます。ただ、評判が良い反面、募集時にクリックしてもなかなか応募できない(クリック合戦)ということもあります。

ファンタスファンディング(FANTAS funding)

2018年にサービスを開始したファンタスファンディングも、有名な不動産投資型クラウドファンディングの一つです。
1万円から投資できる点はオーナーズブックと同じですが、空き家物件や中古物件の再生を多く手掛けています。立地は郊外が多く、利回りが高い反面、物件の借り手が付かないリスクはあるようです。

クリアル(CREAL)

クリアルは株式会社ブリッジ・シー・キャピタル(2013年設立;本社東京都中央区)が2018年から運営している不動産投資型クラウドファンディングです。

利回りは5%を切る程度ですが都心の人気物件が多いことが特徴としてあげられます。最近では日本の病院や介護施設などヘルスケア関連の不動産に投資するファンドを設立するとの情報もあります。

ジョイントアルファ(Jointo α)

ジョイントアルファは穴吹興産株式会社(1964年設立;本社香川県高松市)が2019年4月からサービスを開始している不動産投資型クラウドファンディングです。

優先劣後方式を採用しているため元本の安全性が高いのが特徴です。優先劣後方式というのは、投資家を優先出資者、事業者(ジョイントアルファ)を劣後出資者とし、利益については優先出資者を優先する仕組みです。また、劣後出資を30%受けられるため、損失が発生しても投資家のリスクは小さくなります。

大手企業ですが、不動産投資クラウドファンディングの実績が少ないのが弱点。物件としては地方物件から、日本全国に渡り取り扱いがあります。。期待利回りは3%~5%と平均か若干低い水準です。

まとめ

今回は少額から不動産投資を始められるクラウドファンディングについて解説しました。

少額で始められるというメリットを生かしつつ、現物の不動産投資に踏み出す前の手始めとして利用するのも一つの手だと言えるでしょう。

クラウドファンディングにもメリットやデメリットはありますが、ハードルが低い上に管理・運営を全て代行してもらえるというメリットがあるので、自分に合った投資方法を模索しながら、少しずつ不動産投資を始めてみてはいかがでしょうか。

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