クラウドファンディングを用いた不動産投資とは

クラウドファンディングを用いた不動産投資

資金集めの方法として、近年よく耳にするのがクラウドファンディングです。そのクラウドファンディングを使い不動産投資を行うことが可能なのはご存知でしょうか。今回はクラウドファンディングを用いた不動産投資の仕組みと、そのメリット・デメリットを解説していきます。

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クラウドファンディングの基本

近年新たな金融のカタチとして脚光を浴びているクラウドファンディング。はじめに、クラウドファンディングがどのようなものなのかご紹介します。

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、インターネットを経由して出資者を募り、資金を集める仕組みです。クラウド(群衆)とファンディング(資金調達)を組み合わせた造語であり、いつでも誰でも参加することができます。また、不特定多数の人々から集金する仕組みになっているため、少額から投資できるのが特徴です。2000年代にアメリカで誕生して以来、資金集めの一般的な方法になりつつあります。

クラウドファンディングの種類

クラウドファンディングには大きく分けて以下の4種類の方法があります。

  • 購入型

あるプロジェクトに対して支援者がお金を出資する仕組みになっています。支援者は出資することで見返りとして商品やサービスを得ることができます。支援者がお金を受け取ることは原則としてありません。

  • 寄付型

あるプロジェクトに対して支援者がお金を寄付する仕組みになっており、見返りとして商品やサービスを受け取ることは基本的にありません。

  • 融資型

資産運用したい個人の投資家からそれぞれ小口の資金を業者が集め、それらをまとめて大口化し、借り手に融資する仕組みになっています。個人投資家は見返りとして利益の分配を受けることができます。「融資」をする性質上、貸付型やソーシャルレンディングとも呼ばれています。不動産投資クラウドファンディングがこのタイプです。

  • 投資型

個人の投資家が業者を通じて企業に投資し、株式を得る仕組みになっています。そのため、個人投資家は、株による配当を見返りとして受け取ることができます。

市場が拡大中!

クラウドファンディングの市場は近年急速に拡大しています。矢野経済研究所による国内クラウドファンディング市場の調査(2017年9月)によると、2016年度の国内クラウドファンディングの市場規模は前年度比96.6%増の745億5,100万円と拡大しました。その中でも、融資型(貸付型)は約672億円と最も規模が大きく、全体の90.3%を占めています。また、2017年度の国内クラウドファンディング市場規模は、前年度比で46.2%増の1,090億400万円を見込んでおり、今後も急速な市場規模の拡大が期待されています。

クラウドファンディングで不動産投資を行う仕組みとは

クラウドファンディングを用いた資産運用として、不動産投資が挙げられます。クラウドファンディングを用いて不動産投資を行う仕組みについて見ていきましょう。

クラウドファンティング-1024x576 クラウドファンディングを用いた不動産投資とは

クラウドファンディングを用いた不動産投資における金銭のやり取りの仕組みは上図のようになっています。

1.出資者の募集

事業者が不動産案件の鑑定を行い、クラウドファンディングを募集する案件を決定します。その後ホームページ上にて掲載・告知を行います。一定の掲載期間を経て、投資の募集を開始します。

2.案件への投資

個人の投資家(お客様)は、ホームページに記載された情報をもとにして、投資する不動産案件を決定します。決定後、事業者に対して不動産投資を行います。

3.出資者への配当

事業者から融資を受けた不動産(住宅)購入者は、事業者にローンを返済します。このローンが返済され次第、融資金の元本や利益をクラウドファンディングした個人の投資家(お客様)に配当します。

クラウドファンディングを用いた不動産投資は、以上のような仕組みで行われています。個人投資家(お客様)と事業者のやり取りはインターネット上にて行われるのがこの仕組みの特徴です。

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クラウドファンディングで不動産投資を行うメリット・デメリット

クラウドファンディングを用いた不動産投資のメリット・デメリットはどのようなものでしょうか?それぞれ見ていきましょう。

メリット

  • 簡単に始められる

クラウドファンディングを用いた不動産投資はホームページ上だけで会員登録を済ませることができます。会員登録後、出資契約に必要な書類が自宅に郵送され、必要事項を記入し、捺印を済ませて返送すれば手続きは終了です。このように、ご自宅にいながら手軽に始めることができます。

  • いつでも、どこでも参加できる

不動産案件への投資の応募はインターネット経由で行います。そのため、インターネットに接続さえしていれば場所・時間に関係なくいつでも、どこでも行えます。わざわざ店舗まで行く必要はありません。またスマートフォンからも行うことができるため、大変便利です。

  • 自分のペースで選べる

クラウドファンディングを用いた不動産投資は対面販売ではないため、ご自身のペースでじっくりと案件を選ぶことができます。投資する金額も案件の枠内で自由に設定できるため、納得のいくまで吟味することができます。

  • 能動的に投資できる

投資する案件は各事業者のホームページに掲載されているものの中から選びます。そのため一方的に案件を勧められることは決してありません。興味を持った案件のみを調べることができます。

参考記事:不動産投資のメリット

デメリット

  • 利益の保証はない

不動産クラウドファンディングはあくまでも投資であるため、元本および利回りの保証はありません。そのため、低リスクの案件であったとしても投資時の予定通りに利益が得られるとは限りません。最悪の場合、出資金すら返還されないという事態もあり得るため、投資する際には注意が必要です。

参考記事:不動産投資のリスクと対策

  • 投資する人自身ですべて決めなければならない

投資の申し込みはすべてインターネット上にて行われるため、投資する人自身で案件を探して決めなければなりません。また、人気な案件はすぐに申し込みを締め切ってしまうことも多いため、逃してしまう可能性もあります。

  • お金を自由に動かせない

多くの不動産投資クラウドファンディングでは、投資してから定期的に利益の分配を受ける仕組みになっているため一度投資すると満期まで解約できない場合が多くあります。そのため、ひとたび不動産案件に投資すると、その分のお金は自由に動かせなくなってしまいます。

不動産投資クラウドファンディングの将来性

急速に利用者や投資額が増加している不動産投資クラウドファンディングですが、この投資形態には将来性があると言えます。これから不動産投資クラウドファンディングの将来性についてご紹介します。

事業者の成長

クラウドファンディング市場の拡大に伴い不動産投資クラウドファンディングを扱う事業者の成長も著しくなっています。

例えば、2017年9月に東京証券取引所マザーズ市場へ新規上場したOwnersBookを運営しているロードスターキャピタル株式会社は2012年から毎年連続で売上高および総資産額を伸ばしています。株式会社クラウドリアルティは2017年12月に銀行や証券会社から総額約5.8億円の資金調達に成功しており、金融業界における信頼度が高まっていることも見受けられます。事業者はより大きな資金を得るにつれてより規模の大きな案件を担当できるようにもなるため、事業者には好循環によるさらなる成長が期待されます。

先進技術を使用

金融と技術の融合によって産声を上げたフィンテック(FinTech)の一種である不動産投資クラウドファンディングは先進的な技術に支えられています。実際に導入されている技術としては、「ブロックチェーン」があります。ブロックチェーンは「分散型台帳」と訳される技術であり、金銭のやり取りを記録する台帳情報をそれぞれの取引主体が個別に管理するのではなく、利用者間で共有させるための技術です。

台帳のデータ形式を共通化させることで、台帳を利用者に分散して共有することができるようになります。これにより、利用者間でのデータ連携が容易になることや、台帳を更新した際に内容の正当性と一貫性を確保でき、取引に携わる関係者間の情報の不均衡を解消するといった利点があります。そのため、契約時のコスト削減や透明性の担保が重要である不動産投資クラウドファンディングを効率化した先進技術となりました。

参考記事:ブロックチェーン×不動産業界の不透明性|不動産投資Times

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不動産投資クラウドファンディングができる会社の比較

今や盛んになりつつある不動産投資クラウドファンディングを取り扱っている会社は年々増加傾向にあります。不動産投資クラウドファンディングができるいくつかの会社の特徴について実際に見ていきましょう。

  • OwnersBook

ロードスターキャピタル株式会社が運営しているプラットフォームです。最大の特徴は、一口1万円からの投資または貸付を行える点で、少額から不動産投資案件に参加することができます。また、OwnersBookを利用している個人投資家はコミュニティ上で対話ができるようになっており、この機能を使ってお互いに情報交換ができるのも特徴です。

  • TATERU Funding

東証一部上場企業である株式会社インベスターズクラウドが運営しているプラットフォームです。こちらも一口1万円から参加することができ、申込・解約手数料が無料というのが特徴です。利用者数は上昇傾向にあり、2018年2月現在で3万1,000人を超えています。

  • Crowd Realty

2014年12月に設立された会社です。エストニアに子会社があるため、日本国内と国外の両方の案件を取り扱っています。最大の特徴は、不動産の証券化とクラウドファンディングを組み合わせたサービスを展開している点です。そのため、金利だけでなく物件の売却益も得られる可能性があります。また、宿泊施設などといった投資先情報の開示を行っており、プロジェクト性を高めています。

まとめ

クラウドファンディングを用いた不動産投資は、近年急速に拡大している投資方法です。インターネット上にて参加できるため、いつでも、どこでも気軽に参加することができます。また、一つの案件に対して不特定多数の投資家からの出資を受けるため、少額からの参加が可能となっています。さらに、ブロックチェーンをはじめとする先進技術に支えられており、コストの削減や透明性の担保も行われています。不動産に投資する際にクラウドファンディングを利用してみてはいかがでしょうか。

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